地区職業奉仕委員会 セミナー実施報告
2024年11月30日(土) 地区職業奉仕委員会
開催場所 第一相澤ビル8階会議室
先日、ある時代劇を見ていたら、こんなセリフが出てきました。「世の中で他人の不幸を喜んで良いのは、商人(あきんど)だけです。(商人は、毎日死に物狂いで競争をしているのだから、商売敵が倒れたりしたら喜んで当たり前…)」
なるほど、そう言えば昔話に出てくる悪役も、たいてい商人だし…って、そんな馬鹿な!ですよね。この「そんな馬鹿な」を、きっちり理路整然と説くのが、「職業奉仕」です。
皆さんがクラブに入会されたとき、こんなことを言われませんでしたか。「私たちは、親睦を分かち合うためにだけ、あなたを迎えるわけではありません。…あなたは、このクラブにおいてあなたの職業の代表者です。それゆえ、あなたの仕事に伴う教育的価値は、あなたを通じて私達にもたらされます。同時に、あなたはご自分の職業に対して私達の使節となって、私達が今ここで鼓吹する奉仕の理想と原則を…」
何を言われているのかよく分からなかっでしょう。その上「四つのテスト」や「われらの生業」なんて歌を歌う…。「こりゃなんだ?」でしたよね。この「こりゃなんだ?」を、ストンと腑に落ちるようにするのが、「職業奉仕」なのです。
とは言え、(特に近年は)正面から職業奉仕に触れる機会は、滅多にありません。そこで、「卓話」です。しかも、聞くのではなくて、話す側に回ってみること。
こうして、地区ホームページ上にダウンロード資料などを整備し、また、参加者に事前準備までお願いの上、標記日時場所において「卓話をする」ためのセミナーを開催いたしました(登録者数40名、出席総数39名)。
2時間半という短い時間に、資料紹介、ダウンロード要領や利用方法の説明、動画視聴、十数名の方による卓話体験、更には当委員会委員と担当副幹事による「自身(の職業)にとっての職業奉仕を論ずる“ショート卓話”」まで詰め込みましたが、ご参加いただいた皆さま、いかがでしたでしょうか。早く卓話をしてみたくてウズウズ…ですよね。
皆さまの真摯で活発なご協力に、心より御礼申し上げます。
伊藤孝仁 地区公共イメージ委員(相模原RC)